4月22日・23日の二日間、東京ビッグサイトにて
フラワードリーム2017という、お花のイベントがありました。
カテゴリー別のコンテストやお花、花資材の展示販売など、
日本最大級のお花のイベントです。
お花に携わる者にとっては、一年に一度のお祭りのようなものでしょうか?
毎年、プリザーブドフラワーコンテストにエントリーしています。
今回で4回目です。
今回は生花のコンテストにも挑戦する予定にしていたので、
プリザーブドの方は、けっこう早くから制作に取り掛かっていました。
心に余裕があったせいか、こんな事もしてみよう、あんなやり方は?など、
作りながらも、アイデアが湧いてきて、とても楽しく制作出来ました。
その作品がこちらです。
糸かけ曼荼羅の手法を取り入れました。
中央のミラーに無数の糸と花が写り、奥行きを演出しています。
通常糸かけ曼荼羅は釘を打つのですが、高級感を高めるように、
強いワイヤーにパールとスワロビーズで、お手製の針を作りました。
針の足元は、糸の力に負けないように、ガラスの粉で固めています。
お花は、基本ローズを使っていますが、数種類の色、大きさのものを
限られたスペースの中で、あえてお花に段差をつけず、かっちりと平面構成に。
ピンッと張った糸の上には、我流で作ったワイヤーアートのお花と、
レジン加工のアジサイを散らしました。
破れ、痛み、変形の無いように細心の注意を払って扱ったお花の美しさだけには自信がありましたが、
花びらを細かく刻み、土台に貼り付けてゆくグルーデコのような手法がトレンドのコンテストで、
本来のお花の形を残した、時代に反しているとも言えるこの作品が認められるのか??
挑戦したものの、不安でいっぱいでした。
そして、結果・・・
JFTD賞を頂きました。